桟敷山・小桟敷山
静かな山で紅葉狩り

それにしても人が少ない
2016/10/22 (土)
桟敷山(さじきやま) 1931.0m
小桟敷山 1852.0m
先週は大賑わいの山あるき(笑)、だったので
静かそうな山で紅葉楽しもう
八風山TNを抜けると見事なまでの「霧の世界」
だいぶ冷え込んだようです
湯の丸スキー場でトイレ休憩後
嬬恋側に少し下ったところ
林道桟敷山線の表示を右折
すぐに小広い駐車場あり
誰もいない駐車場
予想通り静かな山歩きになりそう
登山口から見える桟敷山、全体が黄色に染まってます
道の両側とも
黄葉が多いけど赤もある
最初の分岐
時計回りで周回
桟敷山は左
山頂方向です
陽が陰ってきた
ずっとこんな状態の中をゆるゆると登っていきます
落葉松の樹林帯に入ってきました
今日はこの落葉松が目当てで来ました
よく整備され、笹もキレイに刈り払われた登山道
ずっと樹林帯で展望はすき間からになります
地蔵峠の後方に薄く蓼科山
霧ヶ峰の後方には中央アルプスも見えました
こちらは湯の丸スキー場
すっかり陽ざしも青空もなくなっちゃいました
勾配が緩んでくると分岐点
ここは左、桟敷山へ
少しで展望が開け
浅間山を背にします
分岐から10分ほどで
桟敷山
まず目に飛び込んでくるのは
四阿山、根子岳、当然のことながら近い(笑)
ほどなく、単独さんが上がってきたので
入れ替わりで小桟敷山へ
浅間山を見ながら
分岐を左 小桟敷山方向へ
このあたりでは自生の落葉松がどっしりとしてました
⇐ 小座敷山の標識のところ
クマよけの鐘がある
直進方向に明瞭な道
展望台への道でした
展望台で
立っているのは岩のヘリから1mほど手前
ここはなかなかキレイでしたよ
見えてる山は湯の丸山と後方に烏帽子岳からのびる稜線
戻って
ここから激下り
といっても距離は短く
コースロープもしっかりとあり、慎重に下りれば問題なしです
激下りの途中から西籠の登山
鞍部が近くなると
岩がゴロゴロとした針葉樹林帯へ入る
まるで北八ヶ岳の森のようです
違いは、シャクナゲの群落があることかな
コースロープはずっとありました
ないとロストしそうな場所もありましたが
暗い森を抜けると
小桟敷山への分岐です
ここから山頂まで30分ほど
こちらも道は整備されてました
落葉松に囲まれた山頂へ
山頂標を中心に丸く笹が刈られてた
桟敷山でお会いした単独さんが休んでいた
展望台への道に気づかず
スルーされたようです
先に下山されたので
落葉松からできるだけ離れて休む
落ち葉は後で大変なことになるので
今日は黄葉がメインだと思って
黄色のパッケージで
秋になると新商品が続々、なので忙しい(笑)
ここだけではなかったのですが
白く見えるのはヤナギランの花穂
今日はほかにもほとんど花を見ることはありませんでしたが
花の山でもありますね
下山路、落ち葉でフカフカの道
膝にやさしい道でした
分岐から登山口までは紅葉がつつきます
次の分岐
ややわかりにくかったけど
直進は林道
駐車場は右
平坦な「せんべい平」
白樺、紅葉の山
暗くなってきてしまったのが残念です
アサギマダラの里とあります
花期にはかなり飛来するようです
駐車場へ戻ると
ポツンと我が愛車のみ
今日、会った人はたった一人でした。
登山道はきちんと整備されているし
道迷いをすることもないだろうし
何より、素晴らしい紅葉、黄葉の道がつつく桟敷山
桟敷山と小桟敷山、両方歩いても
CTは2時間45分
遠方から、この山だけを目的にやってくるのはもったいないかもしれません
近くの山と組み合わせればいいかと思います
登山口から10分ほどの「せんべい平」あたりまででも雰囲気はつかめるかと思います。
小粒だけど変化のある道と
何より 紅葉ひとり占め できるかも
帰路は高峰林道を経由して
ASAMA2000スキー場から
水ノ塔山
落葉松は黄葉のピークだけど
いかんせん暗いです
高峰高原ホテルから
八ヶ岳
富士山も山頂部が見えてました
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桟敷山という山もあるのだな、と思っていました。
どんな山か拝見できてうれしいです。
先日の角間山もですが、人気のお山の合間に
こういう山が必要ですね。
静かで、美しい。
アサギマダラが飛び交う様子も見てみたいものです。
桟敷山、とっても静かでいい山なんですけど
この日、天気ハズシマシタ
花の季節も好さそうです
青空がないので、行かなかったのですが、
近くの村上山(鹿沢国民休暇村が登山口)も落葉松の黄葉がキレイです
ついでの山という気がしないでもないですが
せんべい平は15分で行けますので、
寄り道してもいいかと思います